vivant

半沢直樹で大ブレイクした堺雅人さんを主役にして、ずらりと主役級のキャストを揃えたドラマ「vivant」。

どのような物語になるのか事前情報はないままスタートして、回を追うごとに盛り上がってきた。先週は本編前に生放送があった。これは半沢直樹以来ではないだろうか。

1話に1億円かかっているらしく、モンゴルロケに現地の俳優さんも出演し序盤はアクションも派手だった。途中で半沢直樹モードのシーンもあり、伏線を散りばめた緻密な脚本も素晴らしい。

そして各回の終わりにかなり衝撃的な展開になって次週へ繋ぐ。

いくら役者が豪華でも話がつまらなければヒットしないし、製作費が高くてもヒットするとは限らない。
面白い脚本ありきでTBSドラマのオールスターとも言える俳優さんを贅沢に使い、さらにお金もふんだんにつぎ込んだまさに入魂のドラマになっている。

役所広司さん率いる国際テロ組織テントもただの悪の集団ではないし、明かされていない謎もいくつか残っている。さらに登場人物の大多数が未だに敵なのか味方なのかはっきりはしていない。
次が最終話なのでラストでかなり大きく早く話が展開していくのだろう。
日本のドラマの本気を見た気がする「vivant」。

このドラマがスゴ過ぎて来季の野球もののドラマ予告が猛烈にしょぼく感じてしまった。