大河ドラマ

７月に入って大河ドラマもだいたい折り返し。前半はずっと信長だったり武田信玄だったりに翻弄され続ける家康。まさに「どうする？家康」の連続。

家康のキャラクターとしてあまり勇猛果敢なシーンはないし、結構しくじってばかりの印象が続く中、妻役瀬名さんを演じる有村架純さんの存在感が強い。岡田さんの信長やムロさんの秀吉は大げさにやりすぎている感じがするけれど、瀬名さんは割と王道の演技の存在感で魅せている気がする。家康よりもよっぽど聡明だったし。

最新話では前半を大いに引っ張った瀬名さんが自害して退場となってしまった。史実だから仕方がないけれどやはり美しくもえげつないシーンだった。

アカデミーの主演女優さんでも大河の性質上退場する時期には退場する。鎌倉殿の時は新垣結衣さん、堀田真由さん、菊地凛子さんとヒロイン役のリレーがあった。今回は広瀬アリスさんが受け継ぐ形になるのだろうか？

１年続く大河ならではのメインキャストの退場。大きな存在感を放った有村さんを欠いて、後半は本能寺の変、秀吉の時代、関ケ原と歴史的な山場の連続が描かれていく。家康メインで描かれるとかなり知らなかったことが出てきて新鮮だ。