力み

普段からなるべく無駄に力まないようにしたい。
丁度いい力の具合は手で物の重さを量っている時の感じ。重さを感じようとしているので手や腕に余計な力みが出ない。力むと重さが感じにくい。

なので理想的には鉛筆にしても皿にしても重さを感じる力具合で扱っていきたい。こういうことは物を丁寧に扱う事にも繋がってくる。

今日のお客さんは毎朝1時間歩くそうだ。しかし肩甲骨の間が痛くて苦しくなるらしい。
歩き方を聞いてみると肘を曲げてグイグイ腕を前後に振って一生懸命歩いている。

これだと腕も力むし肩甲骨を背骨に寄せているので背中も凝ってくる。

過不足なく身体を使う場合にもやはり重さを感じたい。
歩く場合だったら腕の重さを感じる。脚も同様で振り出す脚の重さ、降ろす脚の重さを感じながら歩く。

この重さが付け根を引っ張るので気持ちもいいし、力を抜く練習にもなる。