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暖冬の年は割と雪が積もる。なぜか寒い年は降らない。

今年は暖冬なので積もった、というか残った。

今回は湿った雪だったので雪当日はビチャビチャ歩いた感じだった。そんなに歩きにくさは感じなかったけれど、都内では100人以上病院に運ばれたそうだ。

ただ、本当に危険なのはむしろその次の日の朝で、道路がカチカチに凍ってつるつる滑ることだ。

関東ではこういう状況に慣れていないので、歩くのが心もとなくなる。雪国の人にしてみるとアイスバーンの歩き方、深い雪の歩き方、普通の歩き方と色々と歩き方のバリエーションがあるのだろうけれど、めったに降らない平野部では普通の歩き方しか出来ない。

普段から足先で歩いていたり、つま先で地面を後ろに蹴りながら歩く人は滑りやすいだろう。
はやり胴体から遠いところをコントロールして歩くと弱い。

逆にこういう時こそ足先は虚にして股関節と使って体幹を前に運んでいくように歩くと安定して進める。足元が滑っても転ぶ前に立て直せる可能性も高い。

雪の次の日の朝だけは危険な路面になっていたけれど、日中で大分溶けたので今はもう気を付けて歩く必要もなくなった。

関東平野部的には非日常に雪の時に色々検証できたりするので、不便ながらも少し楽しみでもあったりする。
そもそも非日常ってのはワクワクする要素も含んでいる。