受ける

ロルフィングでは身体の中に重力のラインを通すのが一つのテーマと言える。体軸だとか正中線でもいい。

その為に外側から緊張を緩めていって段々とコアの部分に迫っていく。最後の3回は緩めた全体に上半身、下半身、全身と連動性を作っていく。

身体、というか筋肉の恒常的な緊張が歪みを作っていくので、筋肉が緩んでいるのに立てている状態を目指す。
そのためには重さを骨が受ける必要がある。
骨にしっかり重さが乗らない部分に筋肉の緊張がある。

なので緊張を取っていくにしたがって重心が内側に内側にと移っていき、骨で受ける割合が増えていく。

脛骨に乗って、膝に乗って、股関節に乗って、背骨、首に乗る。

だから進めていくにしたがって内側の意識が高まっていけばいいし、骨に乗ってる感じがすればなお良い。

逆に言えば圧倒的に多くの人が意識的、無意識的に関わらず、「外側、筋肉」に意識がいっている。