首

現代人はスマホを観たり、パソコンを観たりする時間が長いので首が凝りやすい。机に向かって勉強している学生さんだって辛い人は多いだろう。

自分で出来ることとしては自分で首を揉んだりも出来るが、これだと今度は肩が凝ってくる。あとは首をまわす。首回しは力を入れてまわさないで頭の重さを利用して脱力してまわすと効率が良い。

個人的にオススメなのは仰向けに寝て、頭を左右にゴロンゴロンと倒す。これなら重い頭は床が支えてくれているので首に力は入らず動かせる。

そして、もしもある程度立位の体前屈が出来る人なら、股関節を支点になるべく深く前屈して状態をぶら下げる。目線が床を見ると首に力が入るので脚の方を見る。そうすると上体が重力で引っ張られて全体的に牽引されている状態になる。頭の重さはボーリングの玉くらい重いので普段力んで圧縮している頸椎が地面の方へ引っ張られる。力を抜いて微妙に頭を揺すると首が伸ばされている感じが分かりやすくなる。

重い頭を支えるから首が辛いわけだけど、逆にその重さを利用できると首が気持ちいい状態も作れるということだ。

首といえば、北野武監督の映画「首」がたいしてヒットしなかったのは残念だった。