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チョコチョコ

身体が痛くて不調な人は大体において朝起きた時が一番痛い。朝の支度して歩いている内に段々身体が動かされてマシになっていく。

これは寝ている間に動きがないからで、寝た時の姿勢に応じて微妙に不調具合が違う。寝違えた時などは分かりやすく首が痛い。

ただ子供の頃は身体がまだ柔らかくて、睡眠時間は長いはずなのに寝相が悪くて寝ていながらにして良く動くので朝からダッシュできてしまう。

つまり動いていれば身体の柔軟性は保てて、長時間動きがないことで身体は固まってやがて痛くなる。こう考えると単純で良い。

ところが寝起きで固まった身体が職場に行くまでにそれなりにマシになってもデスクワークの場合は再び動きにない状態が続くことになる。首や肩が凝るのは動きのなさと緊張だ。
運転の仕事でもやっぱり動きのないことと緊張で身体が痛くなる。
電車に乗ってもそんなには動きはない。

現代社会ではそんなに動かないので、チョコチョコ動くようにしないと皆身体じゅうが痛い将来を迎えることになってしまう。トイレのタイミングで少し無駄に遠回りして歩いたり、なるべく階段を使ったり、駅からの帰りも遠回りして歩いたりと入れられるところでチョコチョコ動けると少しはマシになるだろう。

寝て動かなくて、起きても動かない時間が長かったら人間はもう動物ではなくなってしまうよ。