今年の2月からウクライナへ志願兵として戻っていたロマチェンコ選手。10ヵ月ぶりの復帰戦が開催された。
また世界最高の技術が観られるかと期待していたけれど、かなり苦戦を強いられた試合になった。
相手のオルティス選手のリーチとスピード、手数にも苦しんだ。まだ若くていい選手だと思う。
尻上がりに調子を上げて、クリーンヒットでは明らかに上回っていたものの何とか勝ったという感じだった。
戦争によるブランクの影響かもしれないし、単純に相手が想像以上に強かったのかもしれない。それでもボクシング史上最高の選手とも言われるロマチェンコの苦戦は意外だった。
本来の階級から2つも上げているのでライト級では明らかに身体が小さいのも苦しい要素だと思う。
現4団体統一王者のヘイニ―選手が試合後リングに上がってきたけれど、これまた体格が全然違った。
次戦がタイトルマッチになる可能性も出てきたけれど、今度は圧倒的な力と技術を見せて欲しい。
ただ今回は何とか勝ってくれて良かった。
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