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背骨

まだ背骨が大きく丸まっていないならば、ストレッチポールは背中が丸まることへの予防としてオススメだ。

とりあえずストレッチポールにまっすぐ寝られれば、背骨を伸ばせるだけの柔軟性は確認できる。毎日これをチェックしていれば曲がり始めが分かるし、そうしたら長めに背中に対するケアをすればいい。

さすがにストレッチポールだけで姿勢、背骨が整って完璧というわけではないけれど、予防的な使い方は出来ると思う。それに正規品のストレッチポールに中の発泡スチロールの復元性はとてつもない。いつまで使っても型崩れしてこないのはスゴイ。

背骨に関しては横から見た時にS字にカーブしていることを知っている人はかなり多い。なのでSが正しいと言うイメージが植え付けられている。ただあの背骨の形は骨を上からぶら下げて自然にあの形になるわけで、意識して作る形ではない。それを意識してS字にすれば良い姿勢に見えると思ってしまうところに落とし穴がある。その落とし穴にハマった状態が反り腰だろう。
そうではなく、力みや凝りを消していって背骨を立たせる最小限の力で保持できれば勝手に本来のS字になるので、やはりやることは力を抜くこと緩めることだろう。

そして力を抜くには、骨(構造)で支えられる軸を作るという方法と、全身が協調して最小限の筋出力で姿勢を保持できるようにする方法が思い浮かぶ。
もちろんどちらも両立出来れば素晴らしいけれど、どちらもそう簡単ではない。