· 

過程の先

眼にするもの、耳にすること、出くわすこと。

これらは見せられ、聞かされ、居させられていると考える。
何だ、何だ!とパーツが揃って、自分は何なんだろう?と考えさせられる。

不自然に集まるパーツには、いくらかの意味が匂い立つ。いや、意味を僕が求めている。

そして、その先を期待する。
きっと意味があると結構な時間を費やす。
自分は何者だ?
この裏には何者かで在って欲しいという思いが隠れている。

不確かで曖昧で、微かな感覚と期待で。
半信半疑で。
どん詰まりかもしれない道を進む。

無意味で無駄な時間を重ねるかもしれない。
これが過程ってものだ。結果に辿り着くかもしれないけれど、可能性は低い。

その先に何もないと分かった時に、この過程を愛せるだろうか?
この過程は生かせるだろうか?

君は何者でもないよ。
そんな現実を突きつけられて、ふと物質と現在の世界に目を向ける。

でもきっと、部品がまたパラパラ落ちてきては終わりのない過程の道に入り込むのだろうな。