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不可能の方へ

もういい歳になってきているので、何が可能性があって何が可能性がないのか、ということは分かっているつもりだ。

そこはいい加減諦めて前に進んだらいい。

でもそれが出来ない。不思議と希望を見出そうとしてしまう。

周りを見渡せば、ありきたりなあれこれが僕には不可能な事だったりする。そんなことはたくさんある。

生きていくだけならば、不可能な事はスルーしても生きていける。

そこにチャレンジすることで実りは得られない。

なのにそこに一筋の光を求めてしまう。

理性と本能がある。

理性は無駄だという。理性は船を漕いで安全な岸に向かう。

本能は求めるべきものを求める。本能は流れ。あてもなく漂う。あてがない事が問題。

せっせせっせと漕いだって、いつの間にやら求めてしまう。

仕事の事。両親の事。自分の事。

どんぶらこ どんぶらこ と不可能の方へ流されていく。

一筋の光を 幻を求めて。