· 

身体の中の森

瞑想なんかをする人達は、身体の中に宇宙があるという。

宇宙だって人だって大きな法則の中で作られたものなのだから、身体の中をとことん内観することで宇宙の全てを知る事が出来るということだろう。

とは言え、仏教のお釈迦様は「宇宙の事とカルマのことは理解できないので考えないように。」と弟子に語ったとされるので分からないのかもしれないけれど。

それはさておき、どうしても考えてしまう事がある。期待してしまう事、不安に思ってしまう事、色々とある。そこに自我があるからだ。

僕らは大きなシステムに組み込まれているだけだ。
ただの一つのピースだ。

自分が木だったらどうだろう?何も考えないで太陽の光を浴びる。上へと育って根は下へ張る。
やがて林になって森となる。地形によっては山になる。雨が続けば川になる。
そうして広がりが出てくる。

何か考えそうになる時。
木になって太陽の光を浴びる。
熱は額に、根は大地に。

宇宙は行ったことがないから分からないけれど、木は知っている。林も森も山も。
身体に中に森をもって川を感じる。

もしも川の水がキレイではないのなら。
森が豊かではないのなら。

自分の心をきれいにすること。
自分の心を豊かにすること。

身体の中に森を感じると。
落ち着くことに気が付いた。