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電気

中村天風さんはこの世には「気」があると言った。
空気も気だし、電気も気であると。

静電気もそうだけど、身体でピリピリ感じることもあるし感じさせることもある。これが「気」なのかはわからないけれど電気であることは間違いないそうだ。

なぜなら身体は電気で動いているからだ。

神経の伝達は電気信号と化学物質でやっている。このくらいの事は皆知っている。
けれど、身体のどこから発電しているのか?ということはあまり知られていないような気がする。

結論からいうと発電というか、電流は細胞と細胞の外で起きる。
ナトリウムイオンは正に帯電していて、カリウムイオンは負に帯電している。細胞の中と外には電位差がある。

細胞膜は油分で出来ているから、電位差はあるけれど絶縁されている。
これが外からの刺激や必要に応じてチャネルと言われるたんぱく質の扉が開く。

ここでイオンの流れが出来る。プラスとマイナスが出たり入ったりしてやがて所定の電位差になって安定する。電気が外や中に向かって流れるのだ。これを電流というわけだ。

身体の中で電子は様々な元素にくっついてイオンという形で漂っている。
それらが必要に応じて身体の中で電流となる。
主に神経伝達に使われるわけだけれど、電気の元は体中にあるわけだから電気の発生は出来るだろう。

弱いものではあるけれど、これは出来ているんじゃないかと思っている。