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普通の人

僕は普通の人だ。

子供の頃会ったみんな。カケッコして相撲とって。
すごく運動出来る子もいた。でもみんな普通だったと思う。

心の優しい子もいたし、かわいい子もいた。でもやぱり普通だった。

僕が普通だったからわからなかったのかな?

中学だってみんな普通だった。高校は普通じゃない人もいたかもしれない。でも僕が普通だったからやっぱりわからない。

大学時代。スゴイ人はいたけど、普通だった。

普通って何だ?ってところだと思うけど「こんな人間いるのか!!」って思わされる存在なら普通ではない。頭が良い事だけでも容姿がいいだけでも物足りない。

会社時代にはそれはそれは信じられないくらいの素晴らしい上司がいた。この人達は普通じゃなかったかもしれない。

剣の達人。人間じゃなかった。何も出来ない。

フィジーの時もスゴイ人はいた。心の良い人達、賢い人達と会った。

オーストラリア。どうだったか?

アメリカ。ここだろう。先生がとんでもなかった。底が知れなかった。クラスメートも超能力者ばっか。
ここで眼に見えるこの人が全てではなくて、その奥に底知れない世界が広がっていることを知った。全く普通ではなかった。普通の僕がどうして居たのだろう?でも世界を知るいい経験だった。

この経験が良くて、何となく普通じゃないことが分かるようになった。
引力と斥力。

普通なのに普通じゃないことを感じるから引力と斥力に翻弄される。
そういう風に生まれていたらきっとあっちの世界の事がわかるのだろうに。
分かりえない深い深い世界がある。

分かりえないところがもどかしいところだ。