冷え

まだ12月なので冬本番とは言えないけれど、随分寒くなってきた。冬になると手足が冷えて困る。

ただ手足が冷えるのは体感部、とりわけ内臓が冷えて機能が悪くなるのを防ぐための反応だ。より生命にかかわる臓器を優先させて体表や末端の血管は収縮して制限されるので手足は冷える。

なので、冷えている手足のケアばかりに気がいきがちではあるけれど、やはり体幹部が温かいことは重要だ。

太っている人が冷えにくいのは、腹や尻、脇に贅肉がついて体幹部が冷えにくくなっているからだろう。手足に身に見えて贅肉はついていなくてもそういう人は冷えにくい。

ただ太ると冷え以外のリスクが格段に上がるので、カイロだったり腹巻だったりで胴体を温めるという方法がある。今はダウンのベストもある。あとは温かい飲み物を飲んだり、ショウガや根菜など身体を温めると言われている物を食べるという方法もある。筋トレしてエネルギー産生を高めるというのもある。

結局は手足だけでなく、総合的に対策していかないと効果的ではないのかもしれない。

平熱が37度台とされるヨーロッパ系と思われる外国人旅行者が今の時期でも短パンにパーカーで歩いているのを見ると羨ましいく思う今日この頃。彼らにすればまだ寒いうちにはいらないのだろう。